実は「ぷち爆弾」、漫○記の原稿締め切りの日のお話。
その少し前にとった写真のデータを、渡してなかったの。
それをよこしてほしい、といわれたときに、
「辞めるつもりだから、のせても仕方ない」と、投下。
それでも、もうレイアウトも済んでるから、といわれ、
「ほかの女の子その場所に、プリーズ！」と追い討ち。
それからなんぞかんぞと話をして、とりあえず、渡しはしたのね～。
でも、載ってない。てことは、その日、すでに、そういう気持ちを持って、その方向への第１歩を踏み出していたという事になる。

で、次の日。出勤表を渡されて、しおりは１，２だけ○つけて、出したのね。
その後はすべて空白で。
愛子さんも一緒に書いて、持って行ってくれた。
そしてその後、ほかの女の子には、その出勤表がまわることがなかったらしぃ。
後になってから知った事だけど。

それからなにもなく、１０日後、しおりは社長に呼び出された。
「２日まで居ってくれるの？」
「はい。２日まではいます」
「ありがとう。お店決まってるの？」
「いいえ、順番が逆になると、失礼にあたるので」
「決まったら、お客さんに教えて、少しでも多く連れて行って」
「…はい。ありがとうございました」
こんな会話。
最初と最後の社長の言葉がひっかかった。
けど、やめることを決めて、それを了承してくれたわけだから、あえてなにも言わずに、その場は終了。

問題はその後。しおりが接客してる時に、ほかの女の子に
「２日でお店閉めるから」
と。
しおりは愛子さんから聞かされ、その事実を知った。
そして、会話の内容を頭の中で確認して、なぜそういう言い方だったのか、理解した。

お店の状態がよくないのはまえからわかってたけれど、なぜしおりがやめるのと同じ日なのか？
なぜしおりには直接言わないのか？
そんなことを考えて、２日後の夜。
社長が
「２日で閉めるから」
「いくとこ決まったん？」
「まだです。ほかの女の子は？」
「まだや」
「なんで２日なの？ほかの女の子はまだここにいるつもりだったのに。急すぎない？」
「でも１週間のばしても一緒や。なんもかわらん」
ここで、初めて社長の口から「閉める」という言葉をきいた。
理由は聞かなかったけど。
知ったところで、どうしようもないし、ならないし、できない。
言わないなら、聞かないでおこう。と思った。
聞いてもなにも変わらないから。

はじめのうちは、「同じ日」な事に、嫌な気分にさせられて、ムカついてもいた。
あてつけのような気がしたから。
でも今は、しおりが自分から「やめる」というまで、いさせてくれたのかなぁ。という気もする。
これも今となってはわからないけれど。
言わないのが、やさしさなのかも？？

そんな感じかな。
…って、めちゃくちゃ長くなってるし！！

とらえ方は人それぞれで結構です。
しおりにも本当のところは分からないから。

以上。おしまいっ★